鹿野山のさんちょこ節

4月の鹿野山のさんちょこ節は、江戸時代から伝承されてきたものと言われ、お盆休みになると女の子が家々の軒に置かれた縁台の上で、長さ20cm直径4cmほどの竹筒に小石を入れた「あや竹」を使った遊びをしたことに始まるとされている。

 

 別名「あやとり唄」「なんでもせぇ節」ともいわれ、あや竹を両手に持ち二人一組になって竹を打ち合わせたりして拍子をとりながら唄う素朴な掛け合い方式である。

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「さんちょこ」の名前の由来は「山の頂上の娘」を縮めたものといわれ、さんちょこ節に
は踊りはなく、鹿野山を訪れた高浜虚子は「おどりなき さんちょこ節は あわれなり」と詠んでいる。